特定非営利活動法人パートナーシップ・サポートセンター

パートナーシップ・サポートセンターの解散にあたって

特定非営利活動法人パートナーシップ・サポートセンター

1.解散事由

 パートナーシップ・サポートセンター(PSC)は、1998年の創立から満20年を迎えました。PSCが掲げるミッション「企業とNPOの協働」は、創立当初の日本でほとんど意識されていませんでしたが、この20年を経て比較にならないほど社会に浸透してきました。
こうした社会変化の背景には、「パートナーシップ大賞」、「協働アイデアコンテスト」といったPSCが先駆的に実施してきた公募型事業をはじめ、数々の協働促進事業が一翼を担ってきたと自負するところ大であり、PSCがその名のとおり、組織文化を超えたパートナーシップの扉を大きく開ける役割を果たしてきたと、自他共に認めるところです。
 このように、PSCのミッションの実現が高い評価を得、ひとつのステージを終えた段階で、次世代へミッションをつないでいくべく後継者候補探索の努力を重ねてきました。が、残念ながら新たな事業展開を担う後継者の出現に至りませんでした。
 以上を踏まえ、理事会で検討を重ねた結果、PSC20年間の歴史と成果をまとめ、20周年のイベント開催と記念出版をやり遂げ、20年余の活動を停止する決断に至りました。
 「企業とNPOの協働」をより対等な関係で進め、社会発展に寄与するという大きな命題は、これから先も続いていくことでしょう。これまで、パートナーシップ・サポートセンター(PSC)に係わった人々は、次のステージを新たな発想で展開する人たちを応援し、ミッションのさらなる昇華に寄与していくことを希望するものです。

2.解散日

2018年9月14日

 以上、定款22条および47条により、「総会決議」をもって特定非営利活動法人パートナーシップ・サポートセンターを解散しました。
 20年余に渡り、私たちの活動に関心を寄せていただき、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。