日本パートナーシップ大賞とは?
「日本パートナーシップ大賞」はNPOと企業の優れたパートナーシップ事例を選出し表彰することにより、NPOと企業の協働が可能であること、社会におけるさまざまな問題を解決する手段のひとつとして有効であることを示し、NPOと企業の協働を中心に、多様な主体による協働を推進することを目的として、2002年に第1回が開催されました。
2013年の第10回までに、企業約600社、NPO約300団体による約300件の協働事例が全国から寄せられ、本事業を通して「NPOと企業の協働」のモデルを提示してきました。
第11回日本パートナーシップ大賞は、そうした積み重ねの上に、新たな体制のもと、「次のステージ」へと歩みを進めることになりました。地域や社会の課題解決を目指して、全国津々浦々まで協働の輪が広がるように、そして持続可能な社会的事業として次代へ引き継がれていくように、皆様に支えられながら新たに出発いたします。
より多くの皆様からのご応募、そしてご支援を、心からお待ち申し上げております。
2014年8月
日本パートナーシップ大賞運営委員会
2002年より多くの優れた協働モデルを世に送り出してきた「パートナーシップ大賞」。十数年にわたり、パートナーシップ・サポートセンターの自主事業として協働推進に力を注いできましたが、この間、総じて運営のための資金という大きな課題を抱えてきました。
「次代へどうつないでいくか」、その責任について議論を重ね、「より全国区へ」「より持続可能な事業へ」の転換を模索する中で、認定特定非営利活動法人 日本NPOセンターからの積極的な支援を得ることができ、第11回から協働事業としての新たなスタートを切ることになりました。
(パートナーシップ・サポートセンター代表理事 岸田眞代)
事例発表の機会が増えました!
認定特定非営利活動法人ACE 白木朋子事務局長
森永製菓株式会社との協働を通じて、企業とNPOが協働するだけでなく、お客さんをも巻き込んだつながりが、世界を変えていく大きな力になることを実感しています。
そして、第10回日本パートナーシップ大賞準グランプリを受賞したことにより、企業とNPOが互いの強みを活かしあった新しい協働のあり方、アプローチをより多くの方々に理解していただけるようになり、シンポジウムなどで事例発表させていただく機会が増えました。企業とNPOが手を組むことで、社会により大きなインパクトをもたらすことができることを広く伝えることができたのではないかと思います。
企業はより良い社会づくりのためにある!
万協製薬株式会社 松浦信男代表取締役社長
世の中には企業は利益の追求のためだけにあると勘違いしている人もいるでしょう。
しかし、企業が単に利益だけを求めるのではなく、より良い社会づくりのためにあるという事をこの協働は教えてくれました。万協製薬はより良い社会づくりのために日々、皆で協働していたのですが、そこにNPOが加わることでより、社会的に注目されることになりました。
本事業において高校生たちからは、業界常識では考えられない提案が次々と出てきました。「人に教えるということは人に教えられること」という格言があります。協働事業での「気づき」は企業・NPO双方にありました。
- 主催
- 日本パートナーシップ大賞運営委員会
- 共催
- 特定非営利活動法人パートナーシップ・サポートセンター
- 認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
- 後援
- 内閣府(予定)
- 1%(ワンパーセント)クラブ
- 表彰内容
- グランプリ(1事業) NPOに副賞 50万円
- 優秀賞(複数事業) NPOに副賞 10万円
- その他特別賞など
- 審査スケジュール
- 【募集期間】 2014年9月9日(火)~ 10月19日(日)
- 【一次(書類)審査】 2014年10月29日(水)
- 【現地取材調査】 2014年11月~12月
- 【二次審査】 2015年1月24日(土)
- 【最終審査&表彰式】 2015年2月20日(金)
- 企画・運営
- 日本パートナーシップ大賞運営委員会