特定非営利活動法人パートナーシップ・サポートセンター

第12回日本パートナーシップ大賞

第12回日本パートナーシップ大賞


NPO×企業=未来
社会にインパクトを与えた特色ある協働事業を表彰します!

グランプリは「ムラ流社会貢献型人材育成プログラム」事業に決定!

3月9日(木)、東京ミッドタウン、『サステナブル・ブランド国際会議2017東京』の二日目にて「第12回日本パートナーシップ大賞」を開催しました。

ファイナリストのプレゼンテーションでは、NPOと企業が連携・協働し事業を進めることが、社会課題の解決に有効であり、サスティナブルな社会づくりにつながることを提示してくれました。どの事業もそれぞれの本来事業を活かしながら、新しいことに取り組まれていて、わくわくと感動をいただきました。

パートナーシップ大賞開催に際し、ご協力・ご支援・ご参加いただきました多くのみなさま、誠にありがとうございました!

グランプリ

「ムラ流社会貢献型人材育成プログラム」事業
特定非営利活動法人青空見聞塾&株式会社スーパーホテル

優秀賞

「誰もがその人らしく美しく訪問美容拡大」事業
特定非営利活動法人全国福祉理美容師養成協会&株式会社リクルートライフスタイル

教育イノベーション賞

「魔法のプロジェクト」事業
東京大学 先端科学技術研究センター&ソフトバンク株式会社&株式会社エデュアス

グローバルスマイル賞

「KUMAGAI STAR PROJECT」事業
認定特定非営利活動法人ブリッジ エーシア ジャパン&株式会社熊谷組

若者サポート賞

「すべての若者がイキイキ働ける社会実現」事業
認定特定非営利活動法人育て上げネット&株式会社リクルートホールディングス

地域ファイナンス賞

「ソ―シャルビジネス支援ネット活性化」事業
コミュニティ・ユース・バンク momo&株式会社日本政策金融公庫

審査結果

ご応募いただいた事業総数28件の中から、下記の5事業が受賞をされましたので、ご紹介いたします。

■ファイナリスト(発表順)

No.

事業名

団体名・企業名

1

「KUMAGAI STAR PROJECT」事業

認定特定非営利活動法人
ブリッジ エーシア ジャパン

株式会社熊谷組

事業概要

ミャンマーにおいて熊谷組とブリッジ エーシア ジャパンが取り組んでいる学校整備協働事業。熊谷組の施工現場周辺地域で教室が足りない為に義務教育を終えられない子供たちのために、企業とNPOが互いのスキルを活用し取り組んでいる。熊谷組による建設校選定、熊谷組現場でのNPO建設スタッフとの技術交流、学校建設要員としての地域住民のOJT雇用、などミャンマーでは初の仕組みを構築。少しでも多くの子供達が学び続ける事が出来るよう長い協働を目指している。

2

「ソ ― シ ャ ル ビ ジ ネ ス 支 援 ネ ッ ト 活 性 化」事業

コミュニティ・ユース・バンク momo

株式会社日本政策金融公庫

事業概要

地域金融機関とソーシャルビジネス(SB)事業者は、ともに地域課題を解決する重要な担い手でありながら、お互いに取引の対象とは考えにくい存在となっている。地域のお金を地域の課題解決に生かすために、コミュニティ・ユース・バンクmomoと日本政策金融公庫は、SB事業者への融資を自ら行うほか、協働で(1)地域金融機関との連携促進(2)地域金融機関への啓発(3)SB事業者の発掘・育成に取り組んでいる。

3

「すべての若者がイキイキ働ける社会実現」事業

認定特定非営利活動法人育て上げネット

株式会社リクルートホールディングス

事業概要

若年失業率は依然として高く、大卒者にしめる進路未決定者も年間約5万人に上る。こうした中、「すべての若者がイキイキと働ける社会」の実現を目指し、リクルートホールディングスと育て上げネットが連携・推進しているのが、参加費無料の就職応援プログラム『ホンキの就職』。全国70団体以上に広がったネットワークは、若者支援者間の新たな交流と共同の端緒となり、重層的な展開を見せている。近年では厚生労働省とも連携し、官公民の垣根を超えた連携に発展している。

4

「ムラ流社会貢献型人材育成プログラム」事業

特定非営利活動法人青空見聞塾

株式会社スーパーホテル

事業概要

NPOは持続可能な村づくりのため、その課題解決への試行錯誤の中で地域貢献を社是の一つとする大手ホテルチェーンと出会う。以後毎年、村の茶畑や森林などの自然を巡り、村民と交流しながら暮らしと知恵、さらには課題にまで触れる体験型エコツアーを社員研修として提供。ワークショップ形式の参加プロセスを経て社員の気づきやアイデアを見えるカタチへ。企業の人材育成に役立ちつつ、森林資源や産物を利活用する取組みへ発展している。

5

「魔法のプロジェクト」事業

ソフトバンク株式会社

株式会社エデュアス

東京大学 先端科学技術研究センター

事業概要

東京大学先端科学技術研究センター、ソフトバンク、ソフトバンクのグループ会社で教育事業を担うエデュアスが、障がいのある子どものための携帯情報端末の活用事例を研究するプロジェクト。携帯情報端末を学習や生活の場で活用して、その事例を報告会で発表、事例集を発刊・公開して共有することで、障がいのある子どもの学習・生活支援を促進することを目指す。これまでに延べ350以上の特別支援学校などが参加している。

6

「誰もがその人らしく美しく訪問美容拡大」事業

特定非営利活動法人
全国福祉理美容師養成協会(ふくりび)

株式会社リクルートライフスタイル
美容情報統括営業部

事業概要

医療・介護分野でのQOL(生活の質)の向上や介護予防、全国40万軒以上(コンビニの8倍)の理美容サロンの課題である女性活躍や生涯顧客の実現を同時に叶えるために、22年の実践ノウハウを活かし、協働により互いの経験やインフラを活用し、理美容・介護業界へ情報や教育の場を提供し、また利用者側(本人・家族・介護職員等)への認知を高め、福祉理美容が当たり前になり、「誰もがその人らしく美しく過ごせる社会」を共創していく。

■最終審査・表彰式は
「サステナブル・ブランド国際会議2017東京」http://www.sustainablebrands.jp/event/sbt2017/
にて、スペシャルイベントとして開催します。

旬な協働事例の仕組みやプロセスを学べる貴重な機会です。
サステナブルや社会の課題解決に挑む、協働に関心のある企業、NPOの関係者の方は必見です。みなさまのご参加をお待ちしています。

日時:2017年3月9日(木)13:30〜19:20
(最終審査 13:30〜15:50 表彰式18:40〜19:20)
会場:東京ミッドタウン・ホール(東京都港区赤坂9-7-1)

今回で12回目を迎えた日本パートナーシップ大賞は、 2017年3月、国内では初開催となる「サステナブル・ブランド国際会議 2017 東京」※と共催。
最終審査・表彰式は、同国際会議のオフィシャルイベントとして実施いたします。
企業との協働に取り組み、地域や社会を動かしている全国のNPOや CSRの一環としてNPOとの協働を推進している企業のみなさん、この新たなチャンスにぜひご応募ください!

※「サステナブル・ブランド」とは、2006年に米国で生まれたブランドイノベーターが集まるグローバルコミュニティです。社会に対する言い訳や、横並びのCSR的活動ではなく、サステナビリティ(持続可能性)をビジネスに取り入れ、自社の競争力とブランド価値を高める、経営、イノベーション、マーケティングのレイヤーでの活動を推進しています。(URL:http://www.sustainablebrands.jp/)

■表彰

【グランプリ(1事業)】
NPOに記念盾と副賞 30万円(又は「プロによるPR動画制作」のどちらかを選択)
企業には記念盾を贈呈
【優秀賞】
NPOに記念盾と副賞 10万円、企業には記念盾を贈呈
【その他、特別賞(オルタナ賞ほか)】

■審査員
(敬称略)

目加田 説子(中央大学 総合政策学部 公共政策研究科 教授)
早瀬 昇(認定特定非営利活動法人日本NPOセンター 代表理事)
鶴岡 弘之(JBpress編集長)
田中 信康(「SB国際会議 2017 東京」実行委員/サンメッセ株式会社 執行役員 営業企画部長/株式会社オルタナ オルタナ総研 事務局長)
岸田 眞代(特定非営利活動法人パートナーシップ・サポートセンター 代表理事)

■主催・共催

主催 特定非営利活動法人パートナーシップ・サポートセンター(PSC) 
共催 サステナブル・ブランド国際会議 2017 東京
協力 認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
協賛 トヨタ自動車株式会社 MS&ADゆにぞんスマイルクラブ 公益財団法人中部圏社会経済研究所 万協製薬株式会社 
後援 内閣府


募集要項

■募集期間

2016年9月1日(木)〜 10月31日(月)【17時必着】

■対象となる事業

日本に所在する非営利組織(法人格不問、以下同じ)と企業の協働事業。
(上記の協働に行政・大学等多様な主体が関わった協働事業も可)

■応募条件

1.応募の時点で継続中または事業終了後1年以内のもの。自薦または第三者による推薦。
ただし、いずれも、NPOおよび企業双方の了解が得られていることを条件とします。
※ 協働事業ごとの応募となりますので、複数の協働事業の応募、事業所単位の応募も可能です。
2.過去の「パートナーシップ大賞」入賞事業(グランプリ事業含む)を除きます。
3.主催者・共催者が作成する刊行物やホームページ等に、協働事業名、NPO名、企業名等を掲載
することについて、ご了承いただくことを条件とします。

■応募・審査費用

応募事業1件につき5万円

■応募特典

○「サステナブル・ブランド国際会議 2017 東京」の招待券4枚(企業等2名・NPO2名) 【約16万円相当】を無償提供
○最終ノミネート事業(者)はサステナブル・ブランド国際会議でのポスター展示が可能 【制作は共催者】

選考の流れ(スケジュール)

日本パートナーシップ大賞の審査は、一次審査(応募書類審査)を通過した協働事業に対し、調査員による現地取材調査を行うことが最大の特徴です。NPOと企業等のそれぞれに対する現地取材調査の結果をもとに、上位事業の当事者によるプレゼンテーションによって、最終的にグランプリが決定します。

○第一次審査 2016年11月13日(日)
審査員、調査員が全応募書類を確認し、全ての応募事業を「目標設定」「先駆性」「協働度」「達成度」「成長度」「インパクト」の6項目で評価します。

○現地取材調査 2016年11月中旬〜2017年1月中旬
第一次審査を通過した事業に対し、調査員が実際にNPOと企業それぞれの現場を取材・調査(ヒアリング、動画・写真撮影等)します。NPO・企業それぞれに「自己評価シート」をつけてもらったうえで、調査員用の「評価シート」を用いて聞き取りをします。
※調査員はNPO、大学、企業関係者などで構成されています。

○第二次審査 2017年1月28日(土)
現地調査をもとに審査を行い、その上で最終審査へのノミネート事業を決定します。

○最終審査(プレゼンテーション)&表彰式
2017年3月9日(木)【「サステナブル・ブランド国際会議 2017 東京」(2日目)にて】
表彰式当日に行われる、ファイナリスト(NPOと企業双方の代表者)による公開プレゼンテーションをもとに、審査員が評価します。当日参加する聴衆も一定条件のもとに評価に参加できます。

応募方法

  1. 応募用紙をこちらからダウンロード(Word 形式)してください。
    募集チラシ ○募集要項 ○応募用紙
  2. 必要事項をご記入の上、応募書類を以下の提出先までEメールにてお送り頂き、応募・審査費(5万円)を指定口座へお振込みください。
    ※ 応募書類をEメールでご提出頂いた時点では仮受付となります。
  3. 応募書類一式の到着、並びに応募・審査費入金の確認後、事務局よりEメールにて本受付完了の連絡をいたします。

【提出先Eメールアドレス】 oubo@psc.or.jp
【提出先住所】〒464-0067 
愛知県名古屋市千種区池下1-11-21 サンコート池下2F
特定非営利活動法人パートナーシップ・サポートセンター(PSC)
「第12回日本パートナーシップ大賞」募集係
※ 応募書類は、所定の応募フォームを使用し7枚以内に収めてください。
※ 応募書類はPDF 形式にてお送り下さい。
※ 応募用紙が「ダウンロードできない」「Eメールにて送信できない」等の場合はご連絡ください。
※ 添付書類がある場合は、別途郵送して下さい。
※ 応募書類、応募・審査費等は、一切返却いたしません。

【振込み先】[銀行名] ゆうちょ銀行 [店名] 二一八(読み ニイイチハチ) [店番] 218
[預金種目] 普通預金 [口座番号] 6118995 [口座名義] トクヒ)パートナーシップサポートセンター
※ 第12回日本パートナーシップ大賞の応募・審査費は、現地調査等審査に関わる一部費用です。
※ 応募・審査費は応募時点で必要となります。応募書類一式、および応募・審査費の入金を確認したうえで、本受付完了といたします。
※ 振込みの際には、会社名、あるいはNPO名を入力してください。
※ 振込手数料はご負担願います。

【ご応募・お問合せ先】
特定非営利活動法人パートナーシップ・サポートセンター(PSC) 
「第12回日本パートナーシップ大賞」募集係
〒464-0067 名古屋市千種区池下1-11-21 サンコート池下2F
TEL 052-762-0401 FAX 052-762-0407 E-mail oubo@psc.or.jp
URL http://www.psc.or.jp